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昨日、嫌われる勇気と言う本を頼んでおいた。近日中に私の手元に届くだろう！某SNSのある人の日記で、心理学者のアドラーの事が書いてあった。彼の考え方は、かなり独創的である。トラウマの存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言している。

アドラーは、日本では無名に近い。フロイトやユングの事なら多くの人が知っているだろう。

しかし、今・・・アドラーが多くの人の悩みを解決するのに最良のバイブルになろうとしている？

なぜ、あなたはいつまでも変われないのか？

なぜ、あなたは劣等感を克服できないのか？
なぜ、あなたは幸せを実感できないのか？
なぜ、あなたは過去にとらわれてしまうのか？

全ての答えが、この本に書いてあると言う。ただ、この本を読んだからと言って、直ぐに自分の生き方を変える事は出来ないだろう。

この本の著者の岸見一郎氏は、アドラー心理学では、嫌われる勇気を持つことこそが、幸せな人生につながる。周囲の人たちから嫌われないようにするには、常に周りの人の顔色をうかがう必要があると・・・それでは、“ありのまま”の自分として生きることは難しくなるし、物事の責任を人のせいにしてしまいかねない。好かれようと思うと、他人の期待に応えようと振る舞ってしまう。

その結果、本来の自分を出せなかったり、我慢ばかりが続いたりして、ストレスをためてしまいがちだ。そこで必要になるのが、嫌われる勇気。「自分の人生は自分だけのもの。人の期待に応えるのをやめ、自分が『人としてこうありたい』と思える行動を取るよう心がけるだけで、自由を実感できる生き方ができる。自分の素直な気持ちや意志を貫く勇気。いい換えれば、それは『幸せになる勇気』でもある」・・・と話している。

私は、ある人間から嫌われている！嫌われていると言うか?憎まれていると言った方が正確だろう。私を憎んでいるのは、バーチャルの知人である！彼とは、リアルで会った事は無い？（しかし…彼は以前リアルで会ったことが有る人間だ！彼は自分の正体を明かさない。）スカイプや電話で数え切れない位の時間を共有した。彼との関係は、11年になる！

私は彼に嫌われたくないと、ここ数か月、彼からの要求に出来る限り応えるべく、YESの返事を繰り返した。(彼の正体が知りたかったので・・・）彼は、最初は私に好意的だったが、現在、私の事を嘘吐きと事あるごとに言う様になっている。

私は、嫌われる勇気を持つことが出来ず、彼を喜ばせる事を言い、必要以上に期待を持たせた。しかし、結果的には、彼と約束したことが十分に果たせなかった。相手からしてみたら、私は、いつも思わせぶりで、いい加減で嘘八百で信用の出来ない人間と言う評価になってしまった！

リアルでもバーチャルでも、相手に喜んでもらいたいと良いことばかりを言っていると、逆に嫌われる事になってしまう。人間と言うものは、相手に期待する生き物の様だ！私と彼との関係はもう修復する事は出来ないだろう。嫌われたくないと思えば思うほど、逆に人間関係は、簡単に崩れていく！！

※画像　東大病院にて撮影