http://www.youtube.com/watch?v=f5HBOObBDHI

少し前に世間を騒がせた事件？があった。モーニング娘の矢口が自宅に男を連れ込み、不倫現場を夫が目撃してしまったという・・・これなどは、待ってましたとばかりに、マスコミのさらし者になり、それに便乗して「彼女は非常識でどうしようもない女」だと三流御意見番タレントの鴨になってしまうのだ。偉そうに人の私生活に口を出すのは100年早いと言いたいが、芸能人はそれが仕事で、西川という女医も台本通りコメントしている可能性もある。

私が占いの仕事をしていた時も不倫の相談が多かった。40代の女性の不倫が私の所には多く寄せられた。依頼者の方も私のプロフィールを見て、当時私も40代だったので話しやすいと思い電話をくれたのではと思う。あまりの多さに内心びっくりした覚えがある。特に年下の男性との不倫が殆んどだった。彼女たちより10歳以上年下の男性との恋愛の相談である。

私は正直、自分より年下の男性と付き合った経験はない。年下の男に興味が無い訳ではないが・・。何やら年下男との恋のゆくえのラストシーンが見えてしまい、最初から年下の男に恋愛感情を抱く事へのブレーキが自動的にかかる様に、私の脳にインプットされているのかもしれない。

年下の男を好きになってしまった大部分の女性は、男に振られるまで、まるでバージンの様な女にタイムスリップしてしまう。そして、男の何気ない言葉に対して、一喜一憂してしまう。そして、完全に年下男に主導権を握られてしまう。最初は遊びと割り切っていた付き合いも、いつの日か本気になってしまう。「彼は私の事が本当に好きなのか？」彼女達はその答えが一番知りたいのである。

 

その深層心理は、自分が一番愛されている存在でありたい。でも、もしかしたら、自分は、彼にとって、ただ都合の良い女だと思われているのではないか？と言う不安が根本にある。 誰でも都合の良い女には成りたくない。自己犠牲をはらってまでする恋愛に嫌気がさして来て、もう振り回されるのは勘弁してと、悲鳴をあげながら相手の事を忘れられない。相手を信じたい気持ちが心の片隅に残っている以上、男も女も中々恋の魔法が解けない。

男は実に判りやすい生き物であり、冷静に観察していれば自分がどう思われているか必ずわかる。女性の様に好きな異性に対して自分の気持ちにフィルターをかけて接し、相手を試す様な事はしない。彼からのメールや電話の返信が、日を追うごとに遅くなるのは黄色信号であり、そろそろ恋の終わりに近づきつつある前触れでもある。不倫を肯定するセカンドバージンと言う鈴木京香主演の映画や昼顔の様に、女は誰でも自分が一番愛されたい生き物なのかもしれない。http://www.youtube.com/watch?v=tI1_4zrhG6A